時の中で/
月乃 姫花
貴方からのメールがこないと寂しくなる
貴方からの電話がないと苦しくなる
二人重ねあった肌の温もりがまだ冷めぬ夜
腰をなぞる貴方の腕
頬をなぞる貴方の指
私の体をしる貴方の舌
今夜は狂わせて
貴方に溺れたい
時の流れが私達にあるように
その唇が震えるように
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