夏ーエスキース/
……とある蛙
青々とした芝生
白いペンキの塗られた木造の教会
用も無いのに入り込み
環状六号線沿
歩道との間の
緑の生け垣を越え
仰向けに寝そべる
僕の視界には青い空しか見えない
誰も遮らない視界の中で
子供の僕は夏を感じた。
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