純粋/ドクダミ五十号
 
 英仏の「ピュア」とな違うのな

僕らの思考回路は単純じゃあ無い

情緒的に単純化成されてはいないの

ホワイトとブラックで分けられない

グレースケールの何処かに点を置く

その様に思考するので白人至上主義とは違うのです

豚の旗をたなびかせ侵略と奪略の果てに

諸共に縁から落下す。忌まわしいから記されるのだ。

狡猾であるが良い

選択として有利だ

然しだな

歪んだ認識と姑息な行いはどうかな?

賢い行いと本人は認識し自画自賛しているだろうが

その獰猛に「?」を付けぬの心は詩的か?

およそ虚栄心と詩は合体せざる関係で

二つの器に溢れるほど同時に注ぐ愚を犯す事なのだ

常に満たすに

考慮と戸惑いがある

恐る恐る注ぐのだよ

まるで政治家の如くの裏腹には飽きた

純粋無垢で

赤裸で

もっと恥知らずで良いんじゃありませんか

詩になっていませんが

お許し下さい

現代詩とは自由で垣根の無い空き家でしょう?
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