叙事詩??物語・詩??/……とある蛙
物語・詩の発展した先は神話世界にならざるを得ず、パヴェーゼの初期作品からその萌芽があるようですが、物語氏として意識して書いた「南の海」など結局オディッセイア的な放浪譚を書き上げたわけです。その行き着く先は短編小説の群れ、ファシズムから解放され彼は文字通り言葉を失って最後は自殺しました。
最初の問題点提起?人はなぜ詩を書くのか?に関しては?の何を果たそうとしたのか?と関連してきますが、チェザーレ・パヴェーゼは社会を捉える手段として詩を創作し、且つある程度の創作活動を経て言葉を失い死んでいったという結論になります。
最後に自分がなぜこのようなものを読んだかを考えるに、叙事詩がどうも分からな
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