金風/
朝焼彩茜色
金風が色を持たず
知らせを靡かせる
春に似せた奥行きに貫ける 秋の香
手招きの迎える 幸せな 血液まで流れる 風
区切らずに進める一生を 淡く撫でる四季よ
春に似せた奥行きに行き止まりのない 知らせ 秋の幸
手招きから 空のサイズの両手で仰ぐ 金風
己の質に気分も気性も 透き通る
水晶玉カルマ
金風に馴染む この世の過程
今に至り 金風の香り
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