しごう硬直/狩心
足の着く、手の届く、見える範囲の色々な安心や孤独、そして愛の喜びに、
酸を付けて奇形な人形を作り虐げては丸呑みにして白いTシャツの飢えに排泄していた という事実を
小さな四角い権威の角砂糖のような信号機のような権威の涎にカクシンのレーダーは崩れ去っていく町や夢や蔵書や映画館
で発芽するという、ベッドの上で目覚めることのない植物人間が、
社会で生きる人々の臭い溜息を辛く吸っては
返す、
人とは呼べない空気の獣の残像と影、残像と影のざわめきと色めき、伝わっている?
生の途絶えた遺伝宣言、
とても遠くに名付けられてしまったプライドの形、
外国で亡き物語となった他人の私の知らない体温はカテイ
色々なカテイが複雑に絡み合って母国の 団欒や宇宙の広がりは、「 作られている まだ未来の 過去 」
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