イーストエンド【ツイート詩014】/シリ・カゲル
 
かつてマコンドの村を生み出した老作家が、大きな時計草の中に封じられつつある。一年目の孤独が始まるのだ。それはラテンアメリカがもはや遠い場所ではなく、中国産鰻の蒲焼きがスーパーに並ぶことと同義だ。でも炭火で焼くことにはこだわりたい。世界常識なんて通用しないよ、ここはイーストエンド。
戻る   Point(0)