夏のお花見/
殿様が得る
打ち上がる場所が分からず仕方無く 浴衣娘を尾行してみる
手を繋ぐ恋人達の真似をして 傘を左に持ち替えたけど
大輪と小輪の花交互に見て やっぱり惚れているなと気付く
燃える花ざわめく声に破裂音 止まり切らない君への視線
君が降り閉まっていく自動ドア 二人の間をぷつりと切られ
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