君の誕生日に遺書を聴く/*くろいうさぎ*
 
て言葉が大嫌いで
でも「いつか」になってしまうんだ
私は又愛されるのだろうか
君はこの歌のように想っているのだろうか


君の誕生日に君の部屋でこの歌を聴き
涙が止まらなくなった
君をどこまでも想い忘れたくなんてない
誕生日じゃなくても毎日ずっとずっと想い続けるんだ
時には泣いて

君は私にだけ秘密の手紙を渡していた
今から想い返すと遺書のようだった
お守りだから、と渡された手紙には
「ありがとう。絶対忘れないよ」
と書いてあった
私も忘れないよ
君と過ごした永遠の日々を

私は私の「遺書。」の聴き入れ方を見つけたから
だから、生きているんだ
戻る   Point(1)