批評の愛/石川和広
批評するときは、どんどん造語したいものです
みんなに届く時は、届くので
各自、無自覚に日本語を変形したいね
定型詩批判とかね
あのー定型詩って何?
自分で辞書書いても学問人の方が
金もらってるし
因業がらみになる恥の書き捨ては
できますの
別に大丈夫
造語しなくても
いいのよ
作品内現実と
それに似合った服があれば
ださジャージでもイイの
作品の中身を勝手に中身を作り変えるのも批評の愛よ
そして批評家に自由はないの
だって
作品なんてものが
この世にないから
読んで作るしかない
というほらを吹いてるんだかなんだかわかんないのも
批評?
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