首都高/AquArium
と何モノにも
見えないくらいの
スピードで
首都高の
流線型になって
このまま
消えてしまおうよ
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また
呼び起こす
あのときの
駆け引きの醜さや
心臓の脆さや
冷たい雨を
脳の中を駆け巡っていく
ああ
星の見えるところでは
キレイな夜景なんて
見ることができない
どうしても
見ることが
できないことくらい、
わかってるよ
だから
僕の向かう場所に
光なんて
ないのかもしれない
って
突然、
汐留JCTで
泣きたくなった
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