泡ぶく/
きや
夜の闇で真っ黒になった酸素を
腹いっぱい吸い込んでしまえば
ますます苦しくなってあえぐ
ぬれた目蓋を透かしておれは孤独を見た
独りで酸素を吸い、今日も生きているのだ
泡ぶくにも似ているおれのいのち
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