路地裏の松屋で綴った詩/番田
僕は秋葉原を歩いていた
今日も自分自身の思いが 邪魔だった
詩は 人を殺してしまうのかも知れない そんなふうに
色々な裁判のできごとを思い浮かべながら歩いていた
似たようなタッチのエロアニメたちが僕の思考をかき乱す
やはり釣りにでも行くべきだった 今日は良く晴れている
良い音の出るオーディオアンプを買っても ロックを聴くなら意味がない
スピーカーもしかり
ドトールのコーヒーはゲロを吐くほど飲み飽きていた
上野の歓楽街で楽しいことでもしたいなぁ
僕は目黒にアパートがあるから
面白い女の子には普段は会ったことがない
誰彼問わず すれ違う子には いつも 睨み付けられている
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