古池や蛙飛び込む水の音/
ちゃむ
と地平
どこかで蛙が跳ねたのだろうか
波紋が空を揺らしている
砂漠の空は
いつのまにか草原に返る
「古池や蛙飛び込む水の音」
なんと情緒豊かな俳句だろう
情景が思い浮かびます
それなのに
私のまわりの現実は
うるさいくらいの蛙の合唱
まぁ、これも情緒のひとつなのでしょうが
無粋な私の想像は
情緒を超えたシュールなあくび
さぁ、もう寝よう
夢の外へ
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