追悼/雅寛
 
目が覚めると、またあの頃の夢でした。
そうね、ちょっと歪んでいるけれど、
僕が、居ました。
皆、居ました。
まどろっこしい試験なんて受けて、
腹が寂しがって泣いていました。
僕は恥ずかしさと、
やりきれなさでテストは散々。
あ〜あ。下らない。

授業じゃ、僕が指されると、
訳の分からない事だけ言って、
自分でも分かってないのに、
皆、大笑い。
僕は少し笑う。
でも、きっと後で影が囁いているのを聴く度、
憂鬱に成るんだ。
どっちにしろ無ければ良いんだ。
僕はそう思っていたんだ。

退屈な今日が終わって皆帰って行きます。
部活でも有るのでしょうか?
もう二度
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