「告白」を読んで/
そらの珊瑚
問う私に
「うーん、まあ、いいや。そんなに降ってないし」
と雨合羽を来て出かけた。自転車通学なのだ。
気をつけて。
今日一日頑張って乗り切ってね。
娘は小雨の中を泳ぐ白い稚魚の群れに合流していった。
私もかつてはその群れの一部だった。しかし成魚になっても、いろいろあるんだな、これがまた。親道は修行の連続だ。
「告白」に修行者もしくは忍従者の章を書いてほしいと思ったのは私だけであろうか。
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