とうめいな朝/
白詰ちゅか
まだやわらかくそこに満ちている輝きたちのこと
吐き出せない清さ
いま、翅をひろげ
とおい夜の鐘を抱き
光の矢を待っている
しろく灯す窓のふち
憎可愛さは罪ですか
嘘を染めて、ゆるめていよう
いつだってガラスは砂糖味
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