Heaven./榊 慧
 
 「ここは入口ですか出口ですか。」
それすらわからないよ、どこかのミスター・ポリスマン?

 君には俺なんかじゃ返事もくれないの?って訊きたいけどどうせ答えてくれさえしないだろうってだから詩を書いてこないだ嫌がられたばかりなのにまた繰り返す。
 免罪符が欲しいです。そんなものはありません。
 免罪符がきらいです。そうですか。

 「タラリー・タッタラー、随分まえから恋をした、年上の哲学詩人苦学生に恋をしたの。俺はある種のおじさんに受けがいいから、身体をそのとき売っていた。」
たとえば俺の背中に白か黒の羽があったらひきちぎって君のために売っていたよ、欲望のままに抱いていては所詮その程
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