少しだけ神秘的/藤鈴呼
瞬く
瞬く
まばたく
またたく
煌く
嘆く
いや
嘆かないで
何度も 話し合って
決めたこと
双方が
こくん と
頷いた
筈だったのに
何故
違う 方角に
光 放つのでしょう
小言 と言う名の
忌まわしい
光を
今度 放たれるのは
きっと
太陽でしょう
月の光 浴びて
ほんの 少しだけ
神秘的に なっちゃって
瞳 閉じて
次の 朝が
訪れたら
訪れたら
今度は
きっと・・・
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