詩人の仕事/
yamadahifumi
美しいものに光を与えて
俺は詩人となった
世界とはうずたかく積まれた
瓦礫の山
なら建築家はそれを拾い集めて
"塔"を作るだろう
今、俺は亡骸共を集めて
自らの生の記念碑を織る
神様に似せて作られた
人間共の像を壊してから
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