アイルランドの街角で/番田 
 

夏は訪れるだろう
誰の元にだって
自分の過去をたどるべき時はやってくる
僕は どこに向かうべきだろう
それは 遠い昔に見たことのある光景だ しかし
僕はそこに戻ることはできないのだ
僕には まだ 友達だと呼べる人がいたっけ
毎日が幸せで満ち溢れていた
だけど 今は ただ 全てが灰色に感じられる

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