超自然の楽園にて/高原漣
 
戦闘蟲(せんとうき)の背に乗り、砕けた空をかける

火を知った同胞(はらから)に帰る土は無く

蒸し暑い日には腐った雨を窓から見て歌など吟じながら

長い長い午後を過ごす。
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