あの頃/
次元☆★
雷や台風は
学校を休ませてくれる
ありがたみすら感じる存在だった
初めて話す人には
ためらいなく心を開き
すぐに打ち解けられた
虫やカエルなんて
面白がってべたべた
触っていた
たくさん
経験して
反省して
悔やんで
僕はいつしか
見えないモノへの
臆病者になった
大人の世界だって
あの頃と大差ない
くだらない世界だっていうのに
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