honesty/ホロウ・シカエルボク
快活に
明瞭に
それに寄り添っていく人たちを
「いつか後悔するよ」
とみんなが言った
だからなんだ
僕の後悔のことなど
君に関係ない
そして僕は
後悔などしたことはない
僕の歩いた道は
僕が歩きたかった道
君にとって無様な僕でも
君が見なかったものを僕は見てきたんだ
笑って生きている誰かさん
そいつは幸せに見えるだろう
だけど心の中は途方もない暗闇かもしれない
装ったところで幸せは真実にならない
君にしてみれば僕は不幸な奴かもしれない
だけど僕はこれで結構幸せなんだ
自分で選んできた
自分で判
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