歌謡曲日和 -THE CRO-MAGNONS グリセリン・クイーン-/只野亜峰
にどんどんと歌詞が必要以上にシンプルになっていたりしまして、グリセリンクイーンの歌詞も文字に書き起こすと吃驚するほど短かったりします。
さて、そんなこんなでグリセリン・クイーンという曲は長い間疑問の残る曲であったわけです。作者が歌詞に込めた意味を読み解かずにはいられないという墓荒らしのような悪趣味な性癖を持った僕にとって「グリセリン・クイーン」という題材はもはや意味のわからない存在でありました。スージークアトロの模倣であると言ってしまえばそれまででまるで面白みが無い。日本で生まれ育った彼らの感性だからこそ生まれでた言葉で無ければタイトルにひっさげる意味が無い。というわけで最初は爆薬であるニ
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