歌謡曲日和 -supercell 君の知らない物語-/只野亜峰
れたり触れなかったりのアバンチュールな立ち位置を演じていたりで非常に奇怪な存在なのですが、その立ち振る舞いはなんというか古き良きJAPANのお嫁さんを彷彿とさせる気品が漂っていて、動くアホ毛のアンテナ野郎が色んなトラブルに首を突っ込んでいるのを知ってか知らずか毅然とした放置プレイで傍観する様は仕事にはりきる亭主の帰りを待つ新妻のようでもあり非常に感慨深いものがあります。
そもそも戦場ヶ原ひたぎさんの何が魅力的であるかと言えば誰に対しても優しさを振りまくあの朴念仁に心底惚れきっていると言う所でありまして、メッシーアッシーなんていう言葉が横行した時代すら懐かしく感じるほどに野郎をATMか何かと勘違
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