眠ることだけが続けばいいのに/
番田
詩を書いていたってしょうがない
そうして 今日も 日が暮れる
金や 人の賞賛を 得られるというわけでもない
寂しい思いの連続というわけさ
だけど 今日も 僕は 詩を書いていた気がする
他の誰に読まれるというわけでもなく
今日 僕は 誰といただろう
毎日 会社の中で働かなければならないということが
少しだけ 僕には荷が重すぎた
街では今日も祭りをやっていた
時の流れは速すぎる
そして 僕はひとりぼっちだ
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