真昼の気持ち/吉岡ペペロ
 
水みたいな汗とまらない

ひじから指先ふるえてる

わきにつめたい風ふいて

胸のどきどきとまらない


不安いがいの気持ちがなくなっていた

気持ちが不安だけになっているようだ

ただ透明なただ不安なだけの真昼の光


水みたいな汗とまらない

ひじから指先ふるえてる

わきにつめたい風ふいて

胸のどきどきとまらない



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