歓楽街にて立ちくす/
番田
奴隷みたいだった
犬の目をしている
僕の目は 人を睨み付ける
夜の闇をさまよう猫の目か
人間たちが 憎かった
自分自身の罪も忘れて
ゴールデンウィークを人並みが歩きまわる
バスは 排気ガスをまき散らし
一体全体 どこへ向かおうというのか
原発は 次の津波を 待っている
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