七日間/寿
 
雨を呼ぶ雲が
もうすぐそこに来ている

(信じられるかい?
あの雲の上はいつだって晴れてるんだぜ)


360°の道しるべ

林檎の木はもうなくなっていて

代わりにそこにあったのは

優しい優しい嘘をつくこと

両目を瞑って受け入れること


そうしていつも僕は空を見る

あと少しの雨と風が
この世界に変化をもたらしたのだろうかと
(あるいは花が咲く、ということ)


神様の知らない七日間を生きた


月曜日に生まれ

火曜日には世界を手に入れ(た、と思ったのだけど)

水曜日には恋をして

木曜日には憂いを知る


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