寂しい言葉と/
番田
死にたいと思った
なぜだろう
僕に 仕事ができないことが
周りにはなんでもないことである気がする
夜のどこかで 酒をあおりながら
あの世の世界に 思いを巡らせた
詩を書いていた
僕の体の内側のように
明日は燃されてチリになっていることだろう
それは 寂しいことに思えた
そして 真実だった
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