寂しい言葉と/番田 
 

死にたいと思った
なぜだろう
僕に 仕事ができないことが
周りにはなんでもないことである気がする
夜のどこかで 酒をあおりながら
あの世の世界に 思いを巡らせた

詩を書いていた
僕の体の内側のように
明日は燃されてチリになっていることだろう
それは 寂しいことに思えた
そして 真実だった


戻る   Point(5)