剥がされる言葉達へ/beebee
 





言(コトバ)が
剥がされている
という状況
あり方
それに対する思い
惜別ではなく
決別ではなく
哀悼ではなく
非難でもなく
そこにある姿として
ある
置かれている
書いてある
言葉が



”それはあたかも冷たい澄んだ水を湛えたガラス
コップの縁に写り込む周りを取り込んで水滴がこ
こにあるようにそこにもある姿にも似て ”








そこでは
言葉の順番はどうでも良くて
想いが印され
置かれている
存在している
たとえ言葉を

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