love song/涼深
『狂おしいほど』
『気が触れそうなほど』
どんな言葉を費やしても
陳腐にしか聞こえない
早くなる鼓動
貴方以外に向ける意識なんてもったいない
ただただ呼吸困難なの
全神経が貴方に向かい
自由は奪われる
その視線
その声
その指先
特別な意味なんてないそれらに
自ら望んで囚われて
そうして貴方で満たされて
浮遊感
窒息間際
剥離する良識
たった今、
この瞬間に。
全てが途切れてしまえ
訪れる真っ暗な朝も
貴方に満たされたままならば
一方通行の永遠＝甘い夢
『狂おしいほど』
『気が触れそうなほど』
私は貴方に溺れたい
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