儀式/
まーつん
のGは放っておいて ドミナントへと駆け登る
これは儀式
会社人間の 仮面をはずして
汗ばんだ素顔を メロディーの風にさらす
猿芝居の笑顔に疲れた 心の筋肉をほぐして
乾きかけた心の空き地に 恵みの雨を降らせる
俺には金もない 女もいない
取り立てて実現したいような 光輝く明日もない
でも 俺の中には
手放したことのない
何かがある
腹の奥に 胸の内に
これは 儀式
それを吐き出し
手の内に見詰めて
また押し戻すための
儀式
…ギターを弾く
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