はたらき/服部 剛
 
「働き」といえば 
重荷を負ってゆく坂道が視える 

「はたらき」といえば 
風になった自らが視える 

矛盾にみちた一日の 
狭間に開く  
一輪の花を揺らす 

あの風に 
私はなれるだろうか? 






 
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