ミッドナイト・プラス……?/ホロウ・シカエルボク
 
俺に子守唄を、一瞬誤魔化してくれるくらいのでいいから、ベイビー、狂ったような風の中に居たってきっと穏やかな夢のひとつくらいは見ることが出来るはずさ、俺はこれからそれを試してみる、欠伸のひとつも出やしないけれど―そう、この前の詩で少し欠伸し過ぎたんだ、それじゃあな、騒がせたな、この辺で尻尾を切っとかないと、下手したら明け方まで書いちまうよ―これ、冗談で言ってるんじゃないんだぜ…そうだよ、オーバー・ヒートを晒して見せるにゃ、今日はあんまり適当な時間じゃないんだ。





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