DNAの息子/梅昆布茶
ホモサピエンスは
脳の新皮質つまり社会的スキルにたけたメスと
闘争本能に満ちたオスの大脳辺縁系の融合した集団的進化心理学の産物なのだ
その未来はコンピューターのようにブロセッサーとメモリー容量で
規定されてしまうのかも知れないが
僕は歴史的誤解でも良いから
脳の本能的な部分が命ずるままに詩を綴る
僕はホモルーデンスでもなくホモモビリタスでもなく
君に伝える為の何かをきっとDNAに刻まれて生まれてきたのだろうね
死ぬまでに遺伝子の暗号をダヴィンチコードのように解析できたなら
新しい言葉の地平線を開くことができるのかも知れないね
そう言葉は意味を超えて何かを予兆してゆくのだろうね
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