ハッピーキッズ/ボトルシップ
 
気がついた時にはもう僕は他人の傷つけ方を覚えていた

手の平の果物ナイフは家の裏に流れる小川へ

何度も何度も捨てたはず

なのに

気がついたら僕はそのナイフを右手に握って

誰とも知れない血を浴びている

そこに居ちゃいけなくなる

繰り返して
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