中途半端な夜に/梅昆布茶
 
夢見ることが

ちょっと億劫なのです


ピアノをポロんと弾くように

言葉がこぼれます


僕を待っているものがなんであろうと

きっと仲良くなれます


暦の明日に色を塗るとしたらどんな色がよいのでしょうか

それとも

いつか君がくれた未来への言葉を貼り付けておきましょうか


僕のさびしい窓辺には小さな花が必要なのかもしれません

ただ咲いていて小さな意味をしっかりはらんでいる

薄紫の花が


だから今夜もそんな花の夢をみるでしょう

きっとね










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