心のもちよう/小太郎
 
僕が悲しい事実を知ったとき、
あなたにそのことは伝えない。
人生はなかなかいいものだと
あなたにはずうっと感じていてほしいから。

悲しいことを知らないままでも
結構暮らしていけるもの。

でももし
あなたが僕と同じ悲しいことを知った時には
すぐにそのねじ曲がった空間から出られるように
素敵な対処法を用意してあるから安心して。

幸せすぎても自分から不幸になる必要はない。

人生は短いから楽しいことばかり味わいながら
暮らすのはそう難しいことじゃないんじゃないかと思う。
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