古代の器/梅昆布茶
市の図書館は総合文化センターの一階にある
駐車場から入るとホールがあって催し物の案内や地域の特産品の紹介コーナーとかがあり
そこに地元出土品展の案内の女性が立って二階へと入館者を誘っている
ぼくもふと古代ロマンの薫りに引き寄せられて階段をのぼる
この地は太古は武蔵野台地の東端だったようで古代東京湾はついこの先まできていたらしく
遠くは4〜5000年の時を遡って縄文や弥生の遺跡が新たな開発の度に土の中から出現して
計画の進度を大いに遅める
そんな土地柄でもある
二階の突き当たりの部屋に入ると市の職員らしき女性がバンフレットと微笑みと
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