愛していたのか/ジム・プリマス
 
愛していたのかと聞かれても

今となっては

いいえと答えるしかない

あなたの背の高さが好きだった

あなたの仕草が好きだった

あなたの喋り方が好きだった

あなたの髪が好きだった

あなたじゃないとだめだと思っていた

あのときは

もう元には戻せない

後ずさりは出来ないから

別れをのみこんで

前にすすむけど

もう時間が欲しいなんて

二度と言わないよ

愛はなかった

あなたにも僕にも

僕はいろいろなことを想像してたんだ

あなたとのこと

あなたに料理を振舞って

あなたが喜んでくれるところとか

想像の中のあなたは

いろんなことを喋ったり

僕に愚痴をこぼしたり

僕に甘えたり

笑っていたり

時々は怒ったり

素敵な夢だった

それもうつろい去った

はかない夢だった

さよなら

大好きだった女



戻る   Point(3)