卑猥なる永遠/
高原漣
明滅する灯に寄す魂、
プラットホームの亡霊が語る、卑猥なる永遠。
棚から転げ落ちる銀食器の音、
ちいん、骸骨。
降りしきる雨に濡れた館へひびく足音と応じる。
こつこつ、積み上げよ。深淵を埋められるものなら。
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