朝日/ジュリエット
 

奥深く埋もれていった

もがいても
誰も気づいてはくれない

僕には君しかいない

瞳を閉じた瞬間
積もった雪の隙間から
光がさして

暖かい日差しの中
雪溶けを待った

溶けた雪が
路面を濡らして
アスファルトに跳ね返った太陽が眩しかった

君の笑顔のように

僕は
今日も歩いて行くよ
夜の闇はこわいけど

雨が降る夜も
雪が降る夜も
深い闇の夜も

必ず明ける
朝はやってくる

眠い目をこする君に
今日も会うため



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