朝日/
ジュリエット
奥深く埋もれていった
もがいても
誰も気づいてはくれない
僕には君しかいない
瞳を閉じた瞬間
積もった雪の隙間から
光がさして
暖かい日差しの中
雪溶けを待った
溶けた雪が
路面を濡らして
アスファルトに跳ね返った太陽が眩しかった
君の笑顔のように
僕は
今日も歩いて行くよ
夜の闇はこわいけど
雨が降る夜も
雪が降る夜も
深い闇の夜も
必ず明ける
朝はやってくる
眠い目をこする君に
今日も会うため
戻る
編
削
Point
(2)