『知るということ』/あおい満月
 

出来ないことを
まるで死のように
出来ることを知っているのは
わたしはわたし一人でいい
それなのに
他の誰かにもとめることは
ひとつの世界から
存在を断たれることの
まぎれもない畏怖

死にたくない、
ただそれだけ




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