無口/ジュリエット
 


出会ったばかりの頃は
無口な君が
苦手でした

私だって
口下手で
初対面の人となんて
話せるわけないのに

一生懸命話しかけても
君の返事は一言
話が続かなくて

この人とは合わないのかもって
思った瞬間
君が初めて話しかけてきてくれました

些細なことだけど
うれしかった
そのときに
苦手なんかじゃない
って
やっと気がついたんだ

今では
君は私の
かけがえのない人

つらいとき
なにも言わず
隣にいてくれる

無口もかけがえのない宝物

前よりちょっとだけ
話してくれるようになった君は

もっともっと
大切で
ずっとずっと
大好き





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