道/
一 二
だめだ、やめよう
更にテンション下がるどころか
悲しくなってきた…
そんな風に走っていると
気が付けば実家の前まで来ている
18年間も住めば
考えなくたって
下を向いてたって
気付けば着く
「いつだって帰れるんだ」
そう思うと安心した
何もせず帰る
子供のときの
誰にも話していない
嬉しいこと
悲しいこと
この道は全部、知っている
もし願い叶うのならば
いつかこの道を
子供の頃の
自分と歩きたい
そのときが
今日みたいな夜だったら
最高だ
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