大宮駅にて/梅昆布茶
 
可能性があってかんたくんの授業参観のあとMRIをとるのだそうな

僕の孤独は生まれつきなのかもしれない

だから誰もわっかってはくれない痛みを詩にするのかもしれないな

雑踏のなかの自由と孤独をかみしめにきっと来たのだなこの街に


政治の不毛は別にして佳い国だとおもえる

ナック5の流れる街で僕は愛を思う

姉の処へ行きたがらない母と4人の子供たちと嫁さんと暮らすのだな

それもいいもんだね


ぼくは変貌してゆく静かに深く

そして行き着く先は愛

ひかりとひとに満ちたこの街のようにね








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