扉/
ジュリエット
重い扉の前で
君を待ってるんだ
空が次々に溢す
冷たい雫を身体に受けながら
雫が身体を叩くたび
現実の重さが僕を濡らす
いつしか僕の髪からも
冷たい雫がつるんと落ちて
服は重く身体にはりつく
僕は待ち続ける
扉の向こうは光で満ちていると信じている
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