冬夜/
吉岡ペペロ
冬夜のアメリカ大使館
湿っぽい澄んだ星空が覗いた
ビル群の明かりのなか
棲息する命たちが星のようだ
星とはなんだろう
唐突に現れる別れのようなものか
それは無限に広がるだろう
私は公共化されてゆくだろう
あらゆる人々の役に立てるほど
私はこれから自由になるのだ
冬夜のアメリカ大使館
湿っぽい澄んだ星空が覗いた
ビル群の明かりのなか
棲息する命たちが星のようだ
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